はじめに

簡単なデジタルカメラの原理内容から、印刷への利用方法など随時更新しながら、我々印刷会社やデザインスタジオで使うプロ用機器から、アマチュア用コンシューマ機に至るまで、分かりやすくご説明していきたいと思います。
お供させて頂くのは、我が星光社印刷の遊歩人とも言われております、このわたくし太田原が皆様をご案内させて頂きます。

ところで、個人的にデジタルカメラをお持ちの方も多いかと思いますが、どんな時にお使いですか。彼女とのデート、家族の旅行、子供の運動会などの記念写真?結構手軽じゃありませんか。
或いは会社でプレゼンテーションする時のインパクトを強くする手段としてデジタルカメラ画像を利用するなど、アイデアを出せば仕事で物にもなるかも知れませんよ。
私たち印刷デザイン業界にもデジタルカメラデータの利用度も増えつつあります。
私どもの会社でも自社スタジオのデジタル一眼レフ撮影だけでなく、アマチュアの方のデータの入稿もあるのですよ。
「俺は芸術肌で、趣味で20年写真を撮り続けている。写真にかけちゃうるさい。○○の賞もとった事がある!。」とおっしゃるマニアのお父さん。最近デジカメ1眼レフをご購入。「デジカメ用の応募写真コンテストの覧が少ないじゃぁないか!」と言ったとか言わないとか。
最近Web上にもそういう写真コンテストのサイトがありますよ。

ここ数年デジタルカメラの普及には目を見はる物があります。それは一般向けアマチュアコンシューマ機、プロ用一眼レフや大型ビューカメラ問わず、その技術進歩と低コスト化には驚かされます。特に500万画素クラスのレンズ交換式高級1眼レフは銀塩と何ら遜色ありません。いやぁ素材としたらそれ以上かも、個人的な主観がちょっと強いかな。でもプロ用の1600万画素なんてすごいカメラが輸入されるくらいです。
そのうちカメラ台数は銀塩カメラを上回り銀塩フィルムのアナログカメラの方が希少価値になる日も近いかもしれません。
じゃあなぜデジカメが増えてきたのでしょう。便利だから?流行だから?パソコンが家電並みに扱われるようになったから?まあいろいろ考えてみましょうか。